新潟に行ってきました!今おすすめの地酒です!

2月の新酒

 
皆さんこんにちは! 兵庫 高砂の和膳松たにです。
 今回は、新潟に行っていつもお世話になっている錦屋酒店さんで、しっかりお話しをうかがいながら、おすすめのお酒を選んできました。
 新潟の酒造りのこだわりがひしひしと伝わる説明で、楽しいひと時でした。
 嬉しいことに、購入したお酒の詳細を、メニュー作り用にと、まとめたものをお酒と一緒に送っていただいたので、メニューにそのまま使わせていただいています。ありがとうございました♪
新潟でお酒を買う機会のおありな方は、駅前の錦屋酒店の大西さんにぜひ接客してもらってください!楽しいですよ。

それでは、今回の販売価格をお知らせします。

一味の真と燗酒におすすめの鶴の友は180ml 550円
越の白鳥菅名岳 九は180ml 770円  ・90ml 385円
〆張鶴は180ml 880円  ・90ml 440円とさせていただきます。
飲み比べセットは越の白鳥 〆張鶴 一味の真 の4種類各50mlです。(在庫により種類が変わることがあります)




・越しの白鳥 特別純米仕込み10号 (新潟第一酒造 上越市)

酒米:五百万石・こしいぶき 60%精米
アルコール分:17%(無濾過生原酒)

お酒を絞った際の「荒走り」と「責め」の部分を再度混せ合わせています。カ強い味わいの芯はしっかりとしており、そこに「荒走り」のフレッシュさと「責め」のパワフルさが彩りを添えています。
後味はキレイに流れていくので、飲み疲れのこない「濃厚旨辛口」タイプです!


・〆張鶴 純米吟醸生原酒 (宮尾酒造 佐渡市)
(しめはりつる)
酒米:山田錦 50%精米
アルコール分:17%(生原酒)

原料の酒米は全て自社で精米しており、特定名称ではもう1ランク上を乗っても良いくらい贅沢に磨き上げています。
華やかな香りと米のうまみ、新酒ならではのピリッと輝けるがス感など全ての愛素のまとまりがとてもバランスよく取れています。
雑味なく爽快感溢れる味わいです!



・菅名岳 九  特別純米 (近藤酒造 五泉市)
(すがなだけ きゅう)
酒米:越淡麗, 55%精米
アルコール分:15%

新潟県独自開発した酒米「越淡麗」を使用しています。また。仕込水にもこだわっていて「寒九の水」を山の中腹まで汲みに行きます。
原材料にとことんこだわりぬいたからこその味。全体的にあっさり・軽快な口当たりの中に、程良く円熟した米の旨味が乗っており
口に染みやすい「淡麗辛口」タイプです!



・真稜 一味の真 特別本醸造 (逸見酒造 佐渡市)
(しんりょう ひとあじのまこと)
酒米:五百万石60%精米
アルコール分:15%(生酒)

柔らかな米の旨味と本醸造らしい後キレの良さが最大の特長です。さらりと味越しがよくいくらでもスイスイ香めてしまうので、飲み過ぎ要注意です!
また、生タイプなので香りも穏やかに漂います。決して食事の邪魔をしない万能食中酒です!


では、また初めての蔵元さんをご紹介いたします。
ひき
1832年旧巻町で創業し、その後現在の新潟市内野に移転。小さい蔵ながら、地元の人に愛される酒を造り続けています。その地で販売され、飲まれているからこそ地酒であるという確固たる信念を持ち続けている蔵元です。造られた酒のほとんどが蔵の近辺で流通するという徹底ぶり。
また、社長の信条は「酒は適量を」であり、酒に対して飲み手に対して真摯でありたいという表れです。食中酒ですが、味の豊かさ、旨みが特徴です。

近藤酒造
1865年五泉市で創業。越後五泉の名峰「菅名岳」の近くに蔵があります。この菅名岳に豊かな水量を誇る「どっぱら清水」が湧き出ています。1年で1番水が澄んでいる「寒九」(寒の入りから9日目)に「どっぱら清水」から水を汲んできて仕込んだお酒が「菅名岳」です。「寒九」の水は酒造りにもっともよいとされています。


ここまで見ていただいてありがとうございます。
今回写真の5本中1本は送ってもらわずに、手荷物でもって帰ってきたんです。燗酒用のおすすめが売り切れてしまっていたので。
持ち帰った翌日に「美味しい美味しい」と1グループのお客様で、一升瓶が三分の一になるほど空いてしまいました。
「美味しいから後で飲んでみ」と言われ、飲んでみると、なんとさらさらいくらでも飲めそう!大西さんの一押し、大正解でした。
『鶴の友』というお酒の出会いは、蔵の近辺でしか流通していないので、新潟の酒屋さんに行ったからこそです。
 美味しいお酒と共に、当店のお料理をぜひお楽しみくださいませ。